深夜のトイレで目が覚めて眠れないを無くす照明設計【今の住まいにも】

照明設計サムネイル

夜中に目がさめてトイレに行ったら眠れなくなった…

こんな経験はありませんか?
その原因の1つは「明るさ」にあります。

とある男性

トイレの照明が眩しくて目が覚めた

とある女性

トイレに行くまでに照明のスイッチが分かりづらい

暮らして初めて分かる「こんなハズじゃなかった」を無くすためにも見てみて下さい。

この記事でわかる事
  1. 新築での夜中にトイレ行った後もぐっすり眠れる照明設計
  2. いまの住んでる家でもできるあかりプラン
  3. ワンランク上の照明設計
目次

照明設計で眠れないを無くそう

はじめ君

照明設計だけで眠れないのが無くなるの?

しょーん

「明るさ」で目が覚めてしまうのは間違いないよ
けど真っ暗だとトイレまでに転んだりするから危険でしょ?
そこを照明設計でコントロールするんだ

夜中に目覚めてトイレに行ったあとに眠れなくなるには3つの原因があります。

眠れなくなる3つのポイント
  1. 廊下やトイレの照明が明るく、脳が活性化する
  2. トイレまでが遠くて(寝室が2階でトイレが1階など)動く間に目が覚める
  3. トイレや戻ってベッドでスマホを見てしまう

このうち、①については設計で新築も既設(既に暮らしてる家)も対応できます。
②は新築段階で検討しましょう。

新築時の照明設計

新築時に気を付ける照明設計は2点です。

  • 廊下はハウスメーカーに任せてダウンライト「だけ」にしない
  • トイレは調光タイプの照明を活用する

廊下は特に指定しないと、基本はダウンライトという天井に埋め込む照明になります。
この照明、特に可もなく不可もない照明なのですが夜中に使うと眩しいと感じるでしょう。

ダウンライトはあっても良いので、フットライトを設置しましょう。

また、トイレについても同じで通常はダウンライトが選定されると思います。
こちらは調光対応のダウンライトにしてください。

この2点だけで快適な睡眠が守られるハズです。

・廊下にはフットライト(人感センサー付)を付ける
・トイレのダウンライトは調光タイプにしてもらう

引用:Panasonic
しょーん

廊下はこんな感じで足元がぼんやり明るくなるよ

詳しい照明選定

・フットライトは2種類のセンサー型式があるので、好みで選ぶ
照度センサータイプ:暗くなったら点灯する(夜中点きっぱなし)
人感センサータイプ:人が近づいた時だけ点灯する

上記を見れば人感センサーが良いと思いますが、機器代が倍以上します。
予算に応じたものを選定して下さい。

・トイレの調光照明用スイッチは2パターンの制御方法がある
調光ハンドルタイプ:ON/OFFや明るさは手動で調整する
センサータイプ(ほんのり対応):点灯も明るさも自動で制御してくる

かってにスイッチ

トイレについてはこちらの「かってにスイッチ(ほんのり点灯モード)」がオススメです。
換気扇も同時に制御してくれるので、ひとが入ると照明・換気扇が一緒に動作します。

既設住宅への対応

既設住宅では、新築の様に好きな機器を選ぶのは難しいです。
ですが対策が無いわけではありません。

主には2つの方法で解決できます。

  • 電気工事代が掛かるが、既設コンセントをフットライトに取り替える
  • 後付けセンサーライトを取り付ける

フットライトに置き換えると言うのは、既設コンセントを新築時に紹介したセンサー付フットライトに取り替えるという方法です。

見た目がスッキリして良いですが、こちらは電気工事が発生する為費用が掛かります。
(有資格工事の為、ご自身での施工はお控えください)

もう1点の後付けセンサーライトを取り付ける方法ですが、
これはその通りセンサーライトを購入しコンセントに刺すだけです。

しょーん

近くの家電屋さんや、ネットでも割と安価に買えるよ
参考までにアマゾンなどで購入できる製品を紹介

新築ならでは!ワンランク上のトイレ照明

これまでは価格と実用性を兼ね備えた照明プランをご紹介しました。
新築やリフォームなどでもっとこだわりたい!という方向けのプランをご紹介します。

縦にスリットが入った様な間接照明を採用

トイレはPanasonic製のアラウーノです。

洗面台を上手く利用した間接照明

建築的なコストを最小限にしつつ上品なライティングを実現しています

しょーん

トイレを間接照明にする事で眩しさ対策と上品さが実現できます

間接照明は壁を造作(大工さんが加工する)する必要があるため、
基本的には新築時かリフォームの時でないと導入できません。

ワンランク上の照明設計に取り入れてもらえると嬉しいです。

まとめ:生活スタイルに合った照明を選ぼう

夜中のトイレ後に眠れなくなる原因の1つである明るすぎる照明の対策を見てきました。

  • トイレまでの動線とトイレ内の照明はあかるさに注意
  • 新築ではフットライトと調光式照明を活用する
  • 既設住宅では後付けセンサーライトを活用する

これらを実施すれば、夜中にトイレに行った後目が覚めて眠れないを解決できます。

  • 深酒でそもそも眠りが浅い
  • 寝る直前までスマホをして脳が活発になっている
  • 寝具が身体に合ってない

他にも眠れない原因は色々とありますが、その中でも電気的に解決できる問題を取り上げました。

しょーん

これから新築の人も既に住んでるって人も参考にしてね!

ではまた!

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